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ドラマを見ながら。

最近、妊娠と乳がんに関する番組が多い気がします。自分が、そうなので敏感になっているだけなんでしょうね。(^^;)
今日は24時間TVで「はなちゃんのみそ汁」のドラマをしていたので、つい見てしまいました。昨年、乳がんになったとき、友達にプレゼントされて文庫本は読んでいました。

ドラマの中で、乳がん治療後に妊娠が分かった千恵さんが、「妊娠すると女性ホルモンがたくさん出るからがんが再発する可能性が高くなるんだって。諦めるしかないよね。」と言っていました。10年以上前の出来事だから、当時はそうだったのかもしれないけれど、今は、「乳がん治療後に出産、授乳しても再発しやすくなるとは考えられていません。(日本乳がん学会)」ということになっています。このドラマを現在の話として見てしまい誤解してしまう人が多いのではないかと心配になりました。

「病気にも関わらず、命がけで子供を産む」という言い方は、とてもドラマティックで美しく聞こえるので、そのような言い方を使うのかもしれませんが、乳がん治療後の妊娠・出産に使ってほしくないなぁと思います。妊娠・出産が乳がんの予後に影響しない(乳がんの進行、再発に影響しない)ということが、現在の医学で分かっているからです。

私は、自分でも勉強して、科学的根拠がありベストと思える治療をしてきたつもりですが、この治療でも、全員のガンが治せるわけではありません。私が仮に再発したとしても、それは娘を産んだせいではなく、私が命を粗末にしたわけでもなく、治療をしても再発してしまう運命だったのだと思います。

「がん家系だから」「体に悪い食べ物を食べていたから」「タバコを吸うから」「お酒を飲むから」「ストレスの多い生活をしていたから」「結婚、出産が遅かったから」・・・人は、若くしてガンになってしまった人に、その理由を探してしまうけれど(私もかつてそうだったけれど)、正直、それが自分に向けられると、なんだか少し責められているように感じてしまいます。乳がんになった友達に、上記のことに当てはまらない人はたくさんいます。現在の医学で明らかにされていない以上、究極的には、ガンになること、再発することに理由はないと思っています。

私も、またガンが出てきたら、「無理して出産したから」と言われてしまうのかもしれないと思いました。どうかそんな謂れのない、科学的根拠のないことが、家族や娘の耳に入って傷つけられることのないように祈るばかりです。

さて、最近、娘のザリガニ式後ずさりのスピードが速くなってきたので、昼間、ソファーベッドに寝かすのはやめて、床にコルクマットを敷き、その上に寝かすことにしました。敷いたばかりのコルクマットを一生懸命に水拭きしていると、娘を抱いた旦那さまが部屋に入ってきて、「お坊さんが寺の廊下の水拭きをしているみたいだね」とボソッとつぶやいて出て行きました。ひどいよぅ。(T T)
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放射線治療終了。

一昨日、全30回の放射線治療が終わりました!
夏の暑いときに、約1ヵ月半、お盆も休まず、平日は毎日病院に通いました。長かったようで、始めてみるとあっという間でした。通院中、娘の面倒を見てくれた、義母と姉には感謝の気持ちでいっぱいです。

右胸の乳房全照射が25回、(癌があったところだけに照射する)ブースト照射が5回。右胸は日焼けしたように少し赤黒くなり、少しカサカサしています。皮が剥けたのか、気がついたときには乳首がピンク色になっていました。皮膚の状態は、照射後2週間〜3週間後に最も悪くなり、その後元に戻っていくとのことでした。
放射線治療を始める前は、放射線をすると汗をかかなくなるとか、おっぱいが出なくなるとか聞いて、なんだか自分の体でなくなってしまうような気がしてとても怖かったのですが、終わってみると今のところ、乳房の感覚は何も変わらず、こんなものか〜とちょっと安心しています。たまに痒くなるぐらいかな。でも掻かずに我慢できる程度です。
放射線治療を終えると、右顎の違和感や、右腕の痛み、胸の息苦しさなどもあまり感じなくなってきました。

最近、娘はうつぶせで腕を立てて顔を上げて、ずりずりと後ろに進めるようになりました。まるでザリガニのようです。昼間は、平らにしたソファーベッドの上にお布団をしいて寝かせていたのですが、もう目が離せなくなりました。ずりずりと後ろに下がり、ソファーベッドの端から落ちる娘をキャッチして、「捕まっちゃったね〜」って抱きしめて遊んでいます♪  (^^)

放射線治療25回終了。

昨日で放射線治療の25回が終わり、今日からブースト照射でした。
25回放射線を当てた私の右胸は、少し黒ずみ、少しカサカサしわしわしています。たまにチクチクと痒くなるぐらいで、他に不都合な点はありません。
ブースト照射は全5回。先生が癌を摘出したところに丸く円を描いてくれ、リニアックの機械で真上から、筒みたいなものをその円にあてて照射します。これまでの全照射では少し離れた位置から「ブーンピーガシャ、ウィーン」と放射線を当ててましたので、肌にぴっちり筒をあててする今回の照射に少し緊張しました。しかし、この照射も数十秒であっけなく終わりました。

最近は、娘を姉の家に預けて病院に通っています。これまでは私の家に来てくれていたのですが、私が預けにいくほうが、姉にとっても楽だと思うし、姉の子供たちも今は夏休みでお家にいて、みんなで娘をかわるがわるお世話してもらえるので。暑い盛りの通院で大変でしたが、あと4回!頑張ります。

うちの病院は総合病院なので、いろんな人が通院しています。車いすに乗っている人、ストレッチャーに乗っている人、酸素の機械をつけている小さな子。病院に行くと、「大変なのは私だけではない、甘えてはいけない。」と強く思います。最近は、いろんな人とすれ違うたびに、心の中で「頑張れ〜!」って祈るようになりました。

小さな赤ちゃんを抱いたお母さんもよく目にします。「うちもああだったなぁ〜。小さいなぁ〜、かわいいなぁ〜。」と、にやけて垂涎しながらジロジロ見てしまいます。だいぶん怪しい人になっていると思います。(^^;)

娘に気づいた日。

今日は、娘の存在に気がついて1年目の記念日です。

乳がんの切除手術の翌日、私の鼻に大きな吹き出物ができました。私は、その数ヶ月前に子宮外妊娠したときも、鼻に大きな吹き出物ができていました。このことから、旦那さまに「妊娠してるんじゃ・・・?」と何度か言われたのですが、告知されてからは避妊していたし、私は「んなわけないよ〜」と思っていました。ちょうど手術日付近が生理予定日だったのですが、今回は告知の精神的ショックで数週間で4kgほど痩せたし、生理は乱れるだろうなと思っていました。

一年前(乳がん切除手術から5日後)の朝、旦那さまが出がけに私の顔を見て、「まだ治ってないじゃん。なんだかあやしいよ。今日こそちゃんと妊娠検査薬買って試しなさい。」と言いました。相変わらず私は、「んなわけない」と思っていましたが、生理が一向に来ないこともあり、少しだけ胸がざわざわしていました。

その頃、術後間もないこともあって、家事などを手伝いに姉が来てくれていました。その日は来る前に電話があり「何かいるものある?」「んじゃ、あのぅ・・妊娠検査薬買ってきてくれる?ま、そんなわけないとは思うんだけどさ。」
姉が買ってきてくれた妊娠検査薬を手にトイレに行きました。子宮外妊娠のときも妊娠検査薬を使いましたが、うっすら〜と色が染まる感じの弱い反応でした。それを思い出しながらあまり期待せず、ぽけ〜っと見ていると、吸収体が濡れると同時に、判定窓に強烈に濃い紫色の線が現れました。
「・・・姉ちゃん、なんだか妊娠しているみたい・・・」と私が言うと、姉は驚いて、泣きながら私を抱きしめました(姉は相当涙もろいのです)。
旦那さまに電話すると、いつも冷静なのに、ちょっとうわずったような、少しだけ興奮したような声をして、喜んでいました。
あぁ、懐かしいです。

昨日、旦那さまに「あの鼻の吹き出物=妊娠って、どれぐらい確信してたの?」って聞くと、「50%ぐらいかな。」って言っていました。私の乳がんも見つけてくれた旦那さま、何か不思議な力を持っているのかもしれません。(笑)

あのとき小さな卵だった娘は7kgになりました。ちょっとぽちゃぽちゃしすぎかと、一昨日の3回目の予防接種のとき先生に聞いてみましたが、「しっかりしているし、これぐらいがかわいらしくてよろしい。」ということでした。最近は、音がするボールを自分で叩いて(自分の手をバタバタさせてボールにあてて)音を出して遊べるまでになりました。すくすくと成長していてくれてうれしい限りです。(^^)

体の不具合。

いつもは能天気な私ですが、やはりときどき落ち込むことがあります。
抗がん剤治療が終わり、ホルモン治療と放射線治療が始まってから、主に右半身にちょこちょこ不具合を感じることが多くなりました。右といえば、乳がんがあったほうです。右あご下に違和感がある(歯医者に診てもらったけどレントゲン取ってもらったけど異常なし)、右手の筋に痛みが走り手を伸ばせない、右脇腹が時々痛い(これは数年前から)、背中の肩甲骨の間がちょっと痛い気がする、胸が圧迫され息苦しいときがある・・・どれも深刻な症状ではないのですが、意識過剰なだけだと思うのですが、こういった不具合を感じるたびに、「もしや癌が・・・」と、不安になります。
毎週、乳腺の主治医、放射線科の主治医に「何か変わったことないですか?」と聞かれるので、上記のような症状を言ってみたりしますが、迷惑そうな顔をされて適当にあしらわれます。んじゃ、聞くなよ〜と思ってしまいます(^^;)。
抗がん剤をしているときは、副作用がどんなに辛くても、こんな気持ちにはならなかったんですけどね。不具合があっても、抗がん剤が原因だって分かってたし、治療しているんだから大丈夫、頑張るぞ〜って思えていました。理由が分からない痛みだから不安になってしまいます。

一昨日の夜は、あれこれ考えていてあまり眠れず、朝起きて旦那さまのお弁当と朝食を作ってから、ネットで癌情報を調べたり人のBlogを読んだりしていました。寝不足な顔でスキンヘッドでパソコンに向かう私が異様だったのでしょう、旦那さまに「またそんなもの見て。そんなもの見るから不安になるんだろ、やることちゃんとやってるんだから大丈夫だよ!」、さらに、娘をちらっと見て「こんなの置いて死ねるのか!しっかりしろ!」と言われてしまいました。

「こんなの置いて死ねるのか!」は、一日中、頭を離れませんでした。はい、絶対に死ねません。石にかじりついてでもこの子と一緒に生きたい。
旦那さまの言葉には大いに励まされました。母が勝手にあれこれ思い悩み、そのたびに、寝ているところを抱きしめられたり頬ずりされたり、娘はとても迷惑そうです。こんな母ではいけませんね!(^^;)

ちなみに不具合の中に、「TVを見ているときに視界が急にぼやける」というのがありました。手で左右の目を交互に塞いでみると、「ひぇぇ、右目だけ全然見えてないよ〜。」と非常にあせりました。
ふと冷静になり、右目のコンタクトを洗浄してみたら、きれいに治りました。アホですね〜。(笑)

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結婚後すぐに乳癌が見つかり、手術後、妊娠している事が分かりました。治療しながら出産を目指すために、旦那さまと離れ、東京で一人暮らししながら頑張っています!

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